「耳穴」と「経穴」の違い
2013-06-06 (木) 20:42
最近、当院の「ダイエットだけじゃない!耳ツボ教室」を受講してくださる方が多い。
誠にありがとうございます。
何処かの耳ツボセミナーを受講して「耳ツボセラピスト認定資格」や「耳ツボセミナー修了証」などを取得してからも当院の耳ツボ教室を受講してくださる方が多いのだが・・・。
ほとんどの方が「耳穴」(じけつ)と「経穴」(けいけつ)の基本的な違いを理解していない。
「耳ツボ」という名称が問題なのだと思う。
「身体に点在するツボ(経穴)と同じように耳にもツボがあるのだろう」と一般的にイメージされているのだと思うのだが、そうではない。
身体に存在する経穴については、「ツボ」と「経絡」の関係を参照していただきたい。
耳ツボは、身体にある経穴のように点在するのではない。
反射区と呼ばれたりするが、身体や症状に対応して区分けされている。
住所で例えるなら、
身体にある「経穴」は、〇丁目△番地 とピンポイントで場所が特定されるのに対して、
「耳穴」は、〇区△町 と少し対応するエリアが広い。
その広いエリアの中を粒鍼(りゅうしん)などで「耳穴」として刺激しているのだ。
知識、技術、経験値の高い治療家は、区分けされたエリア(反射区)の中から治療効果の高い場所を「耳穴」として選択し、施術することができる。
ただ、治療効果の高い場所を選択できなくても反射区の中を刺激できれば、被験者が比較的健康体である場合は、多少治療効果が下がっても効果を期待できる。
私が「耳ツボ」をセルフケアの1つの方法として、一般の方にもお勧めするのは「点」ではなく「エリア」で治療点を探すことができることが大きな理由でもある。
「足ツボ」(リフレクソロジー)も耳ツボと同じように「点」ではなく、「反射区」として治療部位を区分けしている。
「耳ツボ」や「足ツボ」という風に「ツボ」という言葉が付くと、発祥は中国・・・。とイメージしてしまうかもしれないが、現在日本で盛んに行われている施術方法は、フランス(耳ツボ)やアメリカ(足ツボ)で生まれ、東洋医学の理論や思想を合わせて日本独自の施術法になったと言える。
耳ツボを行う場合は、「点」を意識するのではなく「エリア」を意識していただければと思う。
誠にありがとうございます。
何処かの耳ツボセミナーを受講して「耳ツボセラピスト認定資格」や「耳ツボセミナー修了証」などを取得してからも当院の耳ツボ教室を受講してくださる方が多いのだが・・・。
ほとんどの方が「耳穴」(じけつ)と「経穴」(けいけつ)の基本的な違いを理解していない。
「耳ツボ」という名称が問題なのだと思う。
「身体に点在するツボ(経穴)と同じように耳にもツボがあるのだろう」と一般的にイメージされているのだと思うのだが、そうではない。
身体に存在する経穴については、「ツボ」と「経絡」の関係を参照していただきたい。
耳ツボは、身体にある経穴のように点在するのではない。
反射区と呼ばれたりするが、身体や症状に対応して区分けされている。
住所で例えるなら、
身体にある「経穴」は、〇丁目△番地 とピンポイントで場所が特定されるのに対して、
「耳穴」は、〇区△町 と少し対応するエリアが広い。
その広いエリアの中を粒鍼(りゅうしん)などで「耳穴」として刺激しているのだ。
知識、技術、経験値の高い治療家は、区分けされたエリア(反射区)の中から治療効果の高い場所を「耳穴」として選択し、施術することができる。
ただ、治療効果の高い場所を選択できなくても反射区の中を刺激できれば、被験者が比較的健康体である場合は、多少治療効果が下がっても効果を期待できる。
私が「耳ツボ」をセルフケアの1つの方法として、一般の方にもお勧めするのは「点」ではなく「エリア」で治療点を探すことができることが大きな理由でもある。
「足ツボ」(リフレクソロジー)も耳ツボと同じように「点」ではなく、「反射区」として治療部位を区分けしている。
「耳ツボ」や「足ツボ」という風に「ツボ」という言葉が付くと、発祥は中国・・・。とイメージしてしまうかもしれないが、現在日本で盛んに行われている施術方法は、フランス(耳ツボ)やアメリカ(足ツボ)で生まれ、東洋医学の理論や思想を合わせて日本独自の施術法になったと言える。
耳ツボを行う場合は、「点」を意識するのではなく「エリア」を意識していただければと思う。
テーマ : 心と身体のケアを大切に!
ジャンル : 心と身体