ダイエットと耳ツボ 4)

 ~よく相談を受ける事例2~ 
「耳ツボ」を行うのに資格は必要か?

「耳ツボ」といっても様々な方法があるが、大きく二つの方法に分けられる。

1.耳のツボに鍼(はり)を刺す方法。
         ↓
   「医師」または「はり師」の免許が必要

2.耳のツボに粒をテープなどで固定する方法。
         ↓
    特に資格の必要はなし

つまり、2の方法で「耳ツボ」を行う場合は、特に資格は必要がないということだ。

よく新聞の折り込みチラシなどで耳ツボサロンや整体院が「耳ツボ」の広告を掲載しているのを見かける。

「耳ツボにハリを刺さないので安心です!」

というキャッチフレーズが必ずと言っていいほど書かれているが、意地悪な言い方をすれば、「医師」や「はり師」の資格がなければ、

「ハリを刺さないのではなく、刺せません」
なのだ。

ちなみに、「〇〇公認 耳ツボインストラクター」といった肩書。

耳ツボを教えている民間団体が公認したという資格なので、国家資格のような公的な資格ではない。

つまり、持っていても持っていなくても別に問題はない。

耳ツボを教えている民間団体によって資格取得の難易度は異なるが、1~7日程で取得できることが多いようだ。

ある患者さんが、耳ツボの資格が取得できるというスクールに通ってきたと教えてくれた。

期間は3日間。ダイエットの耳ツボを中心に実技と講習を受け、3日目に修了証がもらえる。
耳ツボサロン経営を考えている人は、さらにお金を払って団体公認のサロンということで独立できるとのことらしい。

その患者さんが3日間で支払った受講料は7万5千円。

更にその団体のフランチャイズになるには、月々約5万円の経営指導料らしきものがいるとのことだ。

なかなかのお値段だ。

それで、開業できるなら安いと考えるか高いと考えるかは別として、「耳ツボ」や「足ツボ」、「整体」、「カイロプラクティック」など日本では国家資格ではない民間療法を開業するのは法律に違反しない限り自由ということになっているのだ。

ちなみに、その患者さんは、いずれ「耳ツボサロン」を開業したいと考えているのだが、もう少し「耳ツボ」について勉強したいということで私に声を掛けてくれたそうだ。

患者さんが来てくれるかどうかわからない状態で開業して、毎月5万円近くのフランチャイズ料を支払うのは難しいと言っておられた。

確かに、それは危険だ。

しかも、そのスクールでは「ダイエットに特化した耳ツボ」を学んできていたので、本来、耳ツボは「身体の痛みやコンディション改善に対して使う方が効果的」と助言したところ、大変驚いていた。

患者側の立場からすれば、治療家がどんな資格を持っているのか?など患者さんは分からないし聞きにくいものだ。

しかも、国家資格を持っているから実力が優れていて、持っていないから実力が無いなんてことはない。

「凄く良い先生!」と評判の治療家がいたとしても自分に合うとは限らない。

情報や多くのサービスが溢れる時代だからこそ、自分の感覚と研ぎ澄まして自分に合うサービスを選んでいただきたいと思う。

「耳ツボ」という治療法を選ぶ際にあえて助言させていただくとしたら、

やはり、「はり師」をはじめとする国家資格を持つ治療家を選択する方が失敗は少ないのではないかと思う。

国家資格を持つ治療家は、最低約3年間、専門学校や大学で専門教育を受け、人間の身体について学ぶ。

そういった基礎を持ったうえで、「耳ツボ」を治療法の一つとして選択して技術や知識を習得し、実際の患者さんを相手に経験を積み重ねていることが多い。

私の考えも情報の1つとして、「自分に合うサービス選び」の参考にしていただければと思う。
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プロフィール

つじもと鍼灸院

辻本 友樹(Tomoki Tsujimoto)
◇はり師、きゅう師
◇理学療法士
◇社会福祉士
◇1級電磁波測定士 等
神戸で出張治療に特化した
鍼灸院をしています。
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