YNSAの短所は?

宮崎県でのYNSA(山元式新頭鍼療法)セミナーを終えて2ヶ月。

毎日、私とご縁のある患者さんの治療にYNSAを導入しています。

YNSAは、治療点(ツボ)の効能がわかりやすく、安全で副作用がなく、他の治療法と併用が可能であるため私も積極的に患者さんに紹介し体験していただいています。

その際に、必ず説明するのは「YNSAの短所」についてです。

世の中には、一つの病名、症状に対してありとあらゆる治療法があります。

治療法が紹介される際、多くの場合、「治療の効果」=「良い面」の説明に重点がおかれますし、患者さんも「治療の効果」=「期待する効果」に注目してしまいます。

しかし、どんなに素晴らしい治療法であっても必ずと言ってよいほど「短所」があります

例えば、痛み止めの薬
「鎮痛の効果」を「長所」とすると、「副作用(眠気や胃炎など)」は「短所」ということになります。

YNSAセミナーに参加した際に山元敏勝先生や長年YNSAを実践している先生方に失礼ながら「YNSAの短所は何ですか?」と質問しました。

山元先生には、
『治療効果はすぐに表れることが多いけれども、効果が長続きしないこと。そのため、鍼を頭に刺してから30分以上置く方が良いし、定期的にYNSAを繰り返して、薄皮を剥ぐように症状を取り除いていく必要がある。』

『鍼だけではなくて、リハビリなど必要な治療と併用することが大切。』
とセミナー前日のレセプションパーティで教えていただきました。
山元敏勝先生 YNSAレセプションパーティにて

また、他の先生には、
『カツラを付けている患者さんで、それを知られたくない人には使えないんだよ・・・。』と小声でYNSAの短所を教わりました。

これに加えて、私が感じるYNSAの短所は、やはり「痛い」ということです。

YNSA学会のホームページでは、
「頭に鍼をしますが0.25mmの非常に微細な鍼を使うため、痛みは、ほとんどありません。」と紹介されています。

この記載について、「はい!その通りです!」と同調したいのですが、残念ながらそれはできません。

患者さんによって何を痛みと感じるのかは異なるからです。

私も山元敏勝先生や他の先生方にYNSAをしていただきました

・・・「痛かったです!」

ただ、その痛みは、針を皮膚に刺される「チクッ!痛っ!」という痛みではなく、ツボの周りや患部に「ズシンッ!」と響く独特の感覚でした。

患者さんが「うわ~痛い!」と訴えられた時の痛みの内容を聞くと、

「ツボの周りにジワーッと響く」

「頭の奥がキューッとする感じ」

「ツボの周りがカーッと熱くなる感じ」

「目の奥にズシンとくる感じ」

「手に汗に握る感じ」


など様々な表現をしてくださいます。

ただ、YNSAにおいてこのような感覚(痛み)を感じた場合は、ツボ(治療点)に鍼が正確に刺さったサイン。鍼を刺すたびに症状の変化を確認していきます。

このような短所を聞くと、「YNSAって怖い・・・。」となるかもしれませんね。

ただ、上述していますようにどんなに素晴らしい治療法にも必ずと言ってよいほど「短所」は存在します
事故による頭部外傷 左片麻痺の患者さんへのYNSA

当院では、YNSAと運動療法を中心としたリハビリテーションを併用した治療を行っています。

興味のある方は是非声をお掛けください。

ロゴ  辻本 友樹
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プロフィール

つじもと鍼灸院

辻本 友樹(Tomoki Tsujimoto)
◇はり師、きゅう師
◇理学療法士
◇社会福祉士
◇1級電磁波測定士 等
神戸で出張治療に特化した
鍼灸院をしています。
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